FXを始める前にこれだけは最低限知っておいて欲しい!!

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FXとは?

さぁこれからFXを始めようと思っているあなた。

「よーしバリバリ稼いで億り人になるぞ~!」と意気込んでいるでしょう。

私もそうでした・・・。

しかし、いきなり口座開設してFX取引し、大切な資金をドブに捨てるような行為は絶対にしないでくださいね。

まずはFXの事をしっかり学びましょう!

まずは知識が先ですからね。

利益はその次です。

トレードするための知識をしっかり身に付けてから、利益を得ることを考えましょう。

早く利益を出したい気持ちはわかりますが、圧倒的に知識の方が重要ですからね。

中国のことわざにも「ある男に魚を与えれば、彼はその日は食料を得ることができる。しかし、その男に釣りを教えれば、彼は一生食料を得続けることができる」

言い回しは違えど、あなたもこのことわざを聞いたことがあるんじゃないでしょうか?

継続的に利益を上げ続けるためにも知識を学ぶことを忘れないでくださいね。

知識を習得して、トレードアイデア等を思い浮かべるためにも勉強は生涯継続してやっていくものです。

前置きはこれくらいにして(笑)、それでは早速始めて行きましょう。

FXとは外国為替証拠金取引の事です。

例えば今あなたの手元に100万円あるとします。

米ドルが1ドル=100円の場合、手持ちの100万円を米ドルに両替すると1万ドルになります。

100万円≒1万ドル

1ドルが100円から100円50銭に円安ドル高になった時点で、持っていた1万ドルを日本円に両替すると100万5,000円となって5,000円の利益になります。

逆に99円50銭の円高ドル安になった場合は、99万5,000円となって5,000円の損失です。

わかりやすくする為に便宜上、為替手数料は勘案していませんが、海外旅行に行く場合など、空港等で両替すると片道1ドルあたり2円50銭~3円の手数料がかかります。

往復手数料は1ドルあたり5円~6円もかかってしまいます。

例えばハワイに行くとして、今はクレジットカードを使用する事も多いので、100万円分の日本円を米ドルに交換する事はないですが、仮に交換すると手数料だけで5万円~6万円かかる事になります。

私が海外旅行に行く前は、「円高になれ、円高になれ!」と願い、帰国する前は「円安になれ~」といつも思っています(笑)

FXの米ドル/円で1日6円動く事は滅多にありません。

つまり現金で取引しているとかなり動きがないと儲からない上に手数料が高いという事です。

レバレッジとは?

FXでは1万ドルの取引をしたい場合は、4万円の証拠金で取引できます。

あなたもレバレッジという言葉を聞いた事がありますよね。

1万ドル(100万円分)が4万円で取引できるので、レバレッジ25倍という事です。

国内のFX会社は法律でこのレバレッジ最大25倍までというのが決められています。

総取引額の4%という少ない資金で大きな取引ができる、資金効率が良いという事が言えます。

海外のFX会社は888倍のハイレバレッジで取引できるところもありますが、資金管理、税金面においてもあまりおススメはできません。

ここまでハイレバレッジでやると、資金管理もできず、もはや投資ではなく、これは完全なギャンブルです。

税金面においても、国内のFX会社は利益に対して一律20.315%ですが、海外のFX会社は累進課税(15~55%となっていて、利益が大きくなればなるほど、税金が高くなっていきます。

年間所得の利益が330万円を超えると国内FX会社の方が税金が安くなります。

差金決済とは?

FX取引は差金決済といって、FX会社にあなたが委託証拠金として預けた金額から利益になった金額、損失になった金額が1回の取引ごとに清算され、増減していきます。

そして証拠金の範囲内であれば、1日中何度でも買ったり、売ったりできます。

スプレッドとは?

FXの取引では、ほとんどのFX会社で取引手数料がかかりません。

しかし「スプレッド」といって米ドル/円なら0.2銭の為替レートの「売値と買値の差」が実質上の手数料となります。

このスマホの画面でいえば、レートの入っている大きな青い円赤い円との間の下に小さい白い円で0.2と表示されていますね。

この0.2pipsがスプレッドです。

つまり買いでも売りでも米ドル/円の場合は、取引した瞬間から1万ドル(1万通貨)で20円の損失が発生します。

このスプレッドがFX会社の収益になっています。

今回はわかりやすいように米ドル/円で説明していますが、各FX会社、通貨ペアによってスプレッドが違ってきますので、取引する前にはよく確認しましょう。

pips(ピップス)とは?

pips(ピップス)とは、FXの取引において通貨の共通単位として使用されるものです。

FXでは色々な通貨が取引されており、

米ドル/円、ユーロ/円、英ポンド/円では

「1pips=0.01円(1銭)」

「10pips=0.1円」

「100pips=1円」

ユーロ/米ドル、英ポンド/米ドルでは

「1pips=0.0001米ドル」

「10pips=0.001ドル」

「100pips=0.01ドル」

例えば米ドル/円の取引で1ドル100円のときに、1万ドル分の買いポジションを新規で買って、100.50円で利益確定の売り決済をおこなった時、50pipsを獲得し、5,000円の利益が出た事になります。

Bid(ビッド)とAsk(アスク)とは?

Bid(ビッド)はあなたが売るときの価格Ask(アスク)はあなたが買うときの価格です。

この米ドル/円の取引画面では、Bidが103.208円Askが103.210円となっているので、ストリーミングで買う場合は、103.210円で買うことに、売る場合は103.208円で売ることになります。

FXの市場規模は?

国際決済銀行(BIS)は3年に1度、世界各国における外国為替市場の実態を報告しています。

前回、2019年12月に発表した外国為替市場全体の4月の平均1日当たり平均取引量は約659兆円。

通貨ペア別取引量(シェア)は、ユーロ/米ドルは約158兆円(24.0%)、米ドル/円は約87兆円(13.2%)、英ポンド/米ドルは約63兆円( 9.6%)。      

東京証券取引所第一部の売買代金が1日当たり約2~3兆円前後となっていますので、外国為替市場の市場規模はとてつもなく大きいということがわかりますね。

経済指標とは?

経済指標とは世界各国の政府や中央銀行が発表している経済データの事です。

世界中の多くの投資家が経済指標の発表結果をチェックし、事前予想していた数値等と大きく乖離する場合は、為替相場も急騰、急落する事があります。

あなたが取引しようとしている通貨ペアは必ず取引する前に直後に重要な経済指標の発表がないかをチェックしてからエントリーしてくださいね。

経済指標発表直後は為替相場が急激な動きをして大きな損失に繋がる可能性があります。

くれぐれも注意してくださいね。

主な経済指標

米国雇用統計、貿易収支、国内総生産、日銀短観、消費者物価指数、政策金利、失業率/新規雇用者数、購買担当者景気指数、個人消費支出、ISM製造業/非製造業景況指数、消費者信頼感指数、小売売上高、鉱工業生産、景況感指数

⇓ユーチューブ動画でも解説しています⇓

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