↑記事を読む前にポチッとクリックをお願い致しますm(_ _)m↑
読者の方からコメントいただきました(*´▽`*)
検証期間中勝率100%!!トレンド判断とローソク足のみの売買!!
↑こちらの記事について下記のコメントいただきました。
大変興味深いトレード手法ですね。 現在は上昇トレンドですが、この検証期間後の経過も気になるところで、是非動画や記事を拝見させて頂けたらと思います。 私自身、日足トレードで良いトレード手法は無いか模索しているもので、是非参考にさせて頂きたいと思います。
コメントをいただきありがとうございます。
こういったコメントをいただけるとブログを継続していこうという気持ちになります(笑)
私はスキャルピング、デイトレードが中心の取引ですが、日足でのトレードもやっています。
日足の取引は少し時間軸が長く、ロスカットと利益額はデイトレードと比べて大きくなります。
各人それぞれの投資スタイルがありますので、ご自身にあった時間軸で取引してくださいね。
それではご要望にお応えして早速検証開始していきます。
トレンド確認
まずは前回のおさらいからです。
相場で勝つためには、トレンドの波に乗ることが必要でしたね。
まだ読んでいない方、忘れてしまった方はもう一度「相場で勝つためにはトレンドの波に乗り続けること!!」の記事に戻って読んでくださいね。
このまま進んでも理解できませんよ(;^_^A
まずは上昇トレンドからです。
赤丸が高値、青丸が安値です。
価格がジグザグに動きながら高値を更新していく一方で、一時的に下落した場合でも、その前に下落した安値を割らずに進んでいくことをいいます。
つまり上昇トレンドは、高値が切り上がり、安値も切り上がっている状態。
上昇トレンドのときは、青丸付近で買い、赤丸付近で売る。
これを繰り返していけばいいのです。
簡単ですね(笑)
次に下降トレンドです。
青丸が高値、赤丸が安値です。
価格がジグザグに動きながら安値を更新していく一方で、一時的に上昇した場合でも、その前に上昇した高値を上回らずに進んでいくことをいいます。
下降トレンドは、高値が切り下がり、安値も切り下がっている状態です。
下降トレンドのときは、青丸付近で売り、赤丸付近で買い戻す。
これを繰り返していきます。
こちらも簡単に儲かりそうです(笑)
果たしてそうでしょうか。
では早速本題に入って行きましょう。
ローソク足判断
ローソク足を使ったエントリー、イグジットを説明します。
ローソク足を知らない方のために簡単に説明します。
知っている方は読み飛ばしてください。
左が陽線、右が陰線です。
例えば左の赤で描かれているローソクのような図が、ローソク足と呼ばれ、日足(ひあし)の陽線だとすると、1日の始まるレートが始値(はじめね)です。
その日の終値(おわりね)がローソク足の実体(赤の色塗り上部)部分です。
つまり上昇しているローソク足になります。
上下に伸びた線はヒゲと呼ばれ、その日の始値から少し下げて安値を付けた後、上昇し高値を付け、その後少し下げて終値がローソク足実体の上の部分ということが読み取れます。
右の図は陰線ですね。
考え方は陽線の逆です。
ローソク足の説明はこれ位にして実際のチャートを見てみましょう。
実際のチャートでトレンド確認
前回の記事は2021年1月11日までの米ドル/円の日足チャートでした。
そのため2021年1月11日に赤の縦線を引いています。
高値に青丸、安値に赤丸を付けています。
画面中央の青丸の時点では日足チャートはまだ下降トレンドが続いています。
ピークを付けた青丸から下落し、赤丸のところで反発。
ここから上昇して青の水平線が直近ピーク青丸の高値です。
この水平線を超えてくると下降トレンドから上昇トレンドに転換します。
2021年1月28日に上ヒゲで青丸の直近ピークの高値を超えますが、終値で超えられず。
翌2021年1月29日にローソク足実体で明確に上抜けして終値でも大きく上回りました。
ピーク(天井)とボトム(底)の決め方については、再現性のあるピーク(天井)・ボトム(底)ラインの引き方!!の記事を読んでくださいね。
上昇トレンドが確定しましたので、ここから買い場を探していきます。
今回は買いエントリーしますので、「下落してくるのを待つ」でしたね。
さぁあなたならどこで「買いエントリー」しますか?少し考えてみてくださいね。
エントリー①
そしてエントリーする前に損切り(ロスカット)位置を必ず決めてください。
なぜ損切り(ロスカット)位置(赤の横線)がここになるかわかりますね。
「上昇トレンドは、一時的に下落した場合でも、その前に下落した安値を下回らずに進んでいく」ことでしたね。
1月21日に付けた直近(1つ前)ボトムの安値103.328円を下回ると上昇トレンドが崩れます。
そのため、直近ボトムである安値103.328円の少し下にロスカット位置を設定します。
少し余裕をみてくださいね。
なぜ余裕をみるかというと直近ボトムの水平線から下ヒゲで数ティック下げて、そこから急反発のようなダマシがあるからです。
ロスカットについては、もう1つの考え方があって、直近ボトムの下だと損失が大きくなると考える場合は、直近安値の下に設定する方法もあります。
ここでの直近安値は104.410円です。
104.409円以下になったら損切り(ロスカット)します。
そして仮にロスカットにかかった場合、再度上昇してきたところで再度エントリーします。
初心者の方は一度ロスカットにかかるとすぐにエントリーできない方が多いようです。
このあたりは意識して機械的にエントリーするように心掛けましょう。
損切り(ロスカット)位置は、あなたがどれだけリスクを取れるかで変わってきます。
それでは今回もトレンドを確認し、ローソク足だけを使った売買を見ていきましょう。
陰線(上ヒゲも含む)を次のローソク足が上回った(ヒゲを含む)ところで買いエントリーします。
そうすると①の部分があてはまりますね。
レートが下がるのを待ち、陰線の高値を超えたところでエントリーです。
陰線の次の足が陽線で反発していますが、ここでは陰線の高値を超えていません。
安値を付けた陰線の高値が104.844円です。
104.845円で逆指値の買い注文を入れておきます。
そして買いの根拠で他に何か気付いたことはありませんか。
チャートをもう一度よーく見てください。
気付いたあなたはこれまでの記事をよく読んでかなり成長している証拠です。
「記事を読む前からそんなこと知ってるよ!!」というあなた。
「大変失礼しました(笑)」
直近ピークの1つ前の高値とエントリーした足の2本前の安値が支持抵抗線(青の水平線)になっていますね。
ローソク足の高値超えでエントリーだけでも勝てますが、支持抵抗線という強力な味方登場で、上昇確率が上がるわけです。
それでも相場に絶対はありません。
ここでの直近ボトムの安値は103.328円です。
損切り(ロスカット)位置である103.327円以下にきたら迷わず決済してください。
「資金管理!?これを守らないと100%相場から退場する!!」の記事をまだ読んでいない、忘れてしまった方は再度読み返してくださいね。
そして買ったあとは順調に上昇してきました。
この場合、あなたならどこで売り決済しますか?
どこでというよりどういう根拠で売り決済しますか?
チャートをじっくり見て少し考えてみてくださいね。
「新高値の陰線」、ローソク足の形で売るというのもありです。
買いエントリーが104.845円。
基本の損切り(ロスカット)位置は103.327円以下でしたね。
日足のエントリーなので1.518円(151.8pips)以上の損切り(ロスカット)金額となり、少し値幅は大きくなります。
リスクリワードの考え方からも損切り(ロスカット)金額以上の利益を取るようにしてください。
プロスペクト理論が効いて薄利で決済しないでくださいね(笑)
「相場で勝つためにはトレンドの波に乗り続けること!!」でしたね。
トレンドが出ている時は、トレンドの波に乗り続けましょう!
ローソク足(陽線、陰線問わず、下ヒゲも含む)の安値を次のローソク足が下回った(ヒゲを含む)ところで売り決済します。
別の言い方をすると前の足の安値を下回ったところ(ヒゲを含む)は、前の足が陽線でも陰線でも売り決済します。
上昇過程で直近の高値を超えるとボトムが確定しますので、ボトムが確定した時点で損切り(ロスカット)位置を下の赤線から上の赤線に変更します。
当初の損切り(ロスカット)位置が103.327円以下→直近高値を超えると損切り(ロスカット)位置を104.409円以下に変更。
買った後は順調に上昇して、高値(106.226円・最大含み益138.1pips)を付けた足が陰線となり、次の足で前の足の安値を下回ったところで売り決済(105.777円)となります。
高値を付けた足(前日)の安値105.778円の1ティック下、105.777円で逆指値注文を入れておき、そこで約定となりました。
105.777ー104.845=0.932円=93.2pipsの利益
リスク:リワード=0.436:0.932=1:2.13
エントリー②
次のエントリー箇所を探しましょう。
あなたも読む前に考えてみてくださいね。
②で決済した後は、下落が続いています。
しっかり調整を待ちましょう。
陰線(ヒゲを含む)の足、安値を付けたローソク足(陽線陰線問わず)の高値を次の足が上回った箇所で買いエントリーします。
ロスカット位置はどこに設定するかもう大丈夫ですね。
ここでも必ずエントリー前にロスカット位置を決めてからエントリーします。
先程と同様、直近のボトム(104.410円)を下回ると上昇トレンドが崩れますので、104.409円以下に設定します。
①で説明したように同じ理由で少し余裕を見てくださいね。
「少し余裕」の値幅については、あなた自身でチャートをよく検証して設定してください。
そしてもう1つの損切り(ロスカット)位置は、直近の安値の下に設定でしたね。
先程と同様、あなたがどれだけリスクを取れるかで損切り(ロスカット)位置が変わってきます。
買いエントリーはチャート上の①部分、105.743円になりました。
直近ボトムの下の損切り(上図チャート、下の赤の横線あたりでロスカット)位置が104.409円以下でしたね。
105.743ー104.409=▲133.4pips
ロスカットにかかった場合は、133.4pips以上の損失になります。
もう1つの直近安値の下で損切り(上図チャート、上の赤の横線あたりでロスカット)する場合は、104.983円以下になります。
105.743ー104.983=▲76pips
ロスカットにかかった場合は、76pips以上の損失になります。
買った後、翌日104.922円の安値(最大含み損▲82.1pips)までありましたが、そこからは反発してきました。
ここでロスカットを安値の1ティック下(0.1pips)ではなく、「少し余裕を見てくださいね」で仮に10pipsみていた場合は、損切り位置が104.884円(最安値104.922円)となり、ロスカットにかからずに済んでいます。
少し余裕の幅については、当然毎回違うので検証が必要です。
是非あなた自身で検証してみてくださいね。
ここでは前日のローソク足安値から6.2pips下で下げ止まりました。
余裕をここまでみていない場合は1度ロスカットにかかっていますので、再度②でエントリーします。
安値を付けた陽線の高値が105.430円だったので、1ティック上の105.431円で逆指値の買い注文です。
ここでのロスカット位置は直近安値104.922円の下、104.921円以下に設定します。
ここからの上昇では、ロスカット幅(133.4pips)を超えた適当なところで利食いをする、3分の1、2分の1だけ決済して残りはホールドしてローソク足のシグナルで決済するのもありです。
今回は分割決済せず、ローソク足のシグナルに従います。
前日の安値(108.415円)を下回ったところで逆指値注文を入れておきます。
上チャート図③の108.414円で売り決済となり、①の買いエントリーの場面では、108.414円ー105.743円=267.1pipsの利益となりました。
ここは必ず決済してくださいね。
一時は109.236円の高値まであり、349.3pipsの含み益があったので、何か損した気分になります(笑)が、これは仕方がありません。
そして②の再エントリーしていた場合は、108.414ー105.431=298.3pipsの利益になっています。
こちらも一時は380.5pipsの含み益がありました。
仮に76pipsロスカットしていたとしても、298.3ー76=222.3pipsの利益になっています。
これだけ利益が出れば十分ではないでしょうか。
利食い千人力です。
エントリー③
次のエントリー箇所を探しましょう。
あなたも読む前に考えてみてくださいね。
しっかり調整を待ちましょう。
陰線(ヒゲを含む)の足、安値を付けたローソク足(陽線陰線問わず)の高値を次の足が上回った箇所で買いエントリーします。
ロスカット位置はどこに設定するかもう大丈夫ですね。
ここでも必ずエントリー前にロスカット位置を決めてからエントリーします。
先程と同様、直近のボトム(104.410円)を下回ると上昇トレンドが崩れますので、104.409円以下に設定します。
今まで説明したように同じ理由で少し余裕を見てくださいね。
繰り返しになりますが、「少し余裕」の値幅については、あなた自身でチャートをよく検証して設定してください。
そしてもう1つの損切り(ロスカット)位置は、直近の安値の下に設定でしたね。
先程と同様、あなたがどれだけリスクを取れるかで損切り(ロスカット)位置が変わってきます。
ここから買い場探しです。
さすがに直近ボトムの下に損切り位置を設定すると仮に損切りになった場合、約4円、400pipsの損失額になります。
黄色の点線が陰線を付けたローソク足の高値のラインです。
次のローソク足で前の足の陰線の高値を上回っています。
この黄色の点線のチャート図の①で買ってはいけません。
しっかり調整を待ってからエントリーします。
ここは調整が短く、レートもほとんど下がっていません。
23本の上昇に対し、3本目でエントリーしてはいけません。
調整が短すぎるのです。
そのためここはスルーします。
万が一、ここから上昇した場合は仕方ありません。
その場合は、次のエントリーチャンスを待ちます。
買いエントリーはチャート上の①部分、108.875円になりました。
直近ボトムの下の損切り(上図チャート、下の赤の横線あたりでロスカット)位置が104.409円以下でしたね。
108.875ー104.409=▲446.6pips
ロスカットにかかった場合は、446.6pips以上の損失になります。
さすがにリスクが大きいと思えば、直近の安値の下に損切り位置をおきます。
直近の安値は108.405円です。
直近安値の1ティック下(108.404円)に損切り位置を設定した場合、
108.875ー108.404=▲47.1pips
損切りにかかっても47.1pipsで済みますね。
忘れてはいけないのは、1度損切りにかかっても再エントリーすることです。
ここでは買った後、順調に上昇していっています。
薄利で決済しないでくださいね。
少なくとも損切りにかかった場合の損失額47.1pips以上の利益額は確保しましょう。
6日間の下落の後、上昇してきました。
下のチャート図ように直近の安値の次の足から赤の点線を超えた3本目でボトムが確定します。
詳細は再現性のあるピーク(天井)・ボトム(底)ラインの引き方!!の記事を読んでくださいね。
ここでは7本で設定しています。
直近のボトムに損切り位置を設定していた場合は、損切り位置を上のブルーの水平線まで引き上げてくださいね。
米ドル/円日足チャート「Trading View」
上の水平線でボトムが確定しましたので、今度はこのボトムを下回ると上昇トレンドが崩れます。
毎日、前日の安値の1ティック下で逆指値注文を入れておきます。
これなら1日1回チェックすれば常にチャートを見る必要もありません。
6日間の下落に対し、6日間の上昇が続きました。
高値110.966円を付けたローソク足の翌々日に前日の安値110.546円を下回ったので、その1ティック下110.545円で決済となりました。
上チャート図②の110.545円で売り決済となり、①で買いエントリーしていますので、110.545円ー108.875円=167pipsの利益となりました。
ここも必ず決済してくださいね。
一時は110.966円の高値まであり、209.1pipsの含み益があったので、何か損した気分になります(笑)が、これも仕方がありません。
ここまでの上昇で、もう3回利食いしたし、そろそろ下降トレンドに転換するんじゃないかとあなたは思い始めるかもしれませんが、トレンドが出ている時はトコトン、トレンド方向に乗っていきます。
「現在の市場で発現しているトレンドは、明確にトレンドの転換シグナルが現れるまで継続し続ける」でしたね。
現在も上昇トレンドが続いていますので、うまくトレンドの波に乗り続けてくださいね。
まとめ
検証期間2021年1月11日~2021年4月9日、3~4回エントリー
直近ボトムをロスカットにした場合の成績3勝0敗
利益合計
93.2pips+267.1pips+167pips=527.3pips
1トレード平均利益=527.3pips÷3回=175.76pips
最大含み益合計
138.1pips+349.3pips+209.1pips=696.5pips
1トレード最大含み益平均=696.5pips÷3回=232.16pips
今回は米ドル/円の日足で検証しましたが、あなたも他の通貨ペアや4時間、1時間、15分、5分、1分足等と様々な時間軸でも検証してみてくださいね。
利益になるロジックは、何か複雑で難しい組み合わせを駆使しないと勝てないイメージがあるかと思いますが、相場は、意外と今回のようなシンプルで単純な手法が機能することが多いのです。
⇓ユーチューブ動画でも解説しています⇓
この記事が参考になったという方は是非ポチっとクリックお願い致します。
↓ ↓ ↓ ↓